SNSマネタイズ|外部メディアにアクセス誘導する5つのテクニック

SNSでマネタイズする戦略のひとつに「ブログ等にアクセス誘導して収益化」するやり方があります。リンク付きの投稿をして、そのリンクをポチッとしてもらって、外部でセールスするわけです。SNSそのものでセールスするとペナルティのリスクが大きいので、このやり方がビジネス運用として現実的な戦略といえます。

そこで、この記事では、SNSから効率的にアクセス誘導する方法についてお話ししましょう。単純にリンク付きの投稿をするだけではうまくいかないケースも多いので、この内容を頭に入れて取り組んでみてください。

目次

SNSマネタイズは外部への「アクセス誘導」が必須

勘違いしてる人も多いですが、SNSで情報発信してるだけで稼げるわけではありません。もちろん、桁違いのインプレッションを叩き出して、かなりの広告収入を得てるインフルエンサーも存在しますが、普通の一般人にとって現実的な戦略とはいえないからです。

じゃあ普通の人はどうすればいいのかというと、SNS単体で稼ごうとするのをやめて、外部メディア(ブログ、ウェブサイト、プラットフォームなど)と連携させて稼ぎましょう。これならインフルエンサーのような桁違いのインプレッションは必要ないですし、再現性が高いので無駄に疲弊することもありません。

具体的には、次のような手順で取り組んでいくことになります。


STEP

外部に「マネタイズポイント」を用意

外部メディアに、何かマネタイズポイントを用意しましょう。ブログなら、SNSのフォロワーが興味を持ちそうな記事を書いて、そこにアフィリエイトリンクを設置しておくなどです。ウェブサイトに誘導するなら、自分で作ったPDFコンテンツなどを販売してもいいですね。ココナラなどのプラットフォームに誘導して、スキルを販売するのもいいと思います。

いずれにしても、まずは収益が発生する可能性のある状態を整えること。これがない状態でSNSをいくらがんばっても、収益は発生しないので注意してください。

STEP

外部に「有益なコンテンツ」を用意

マネタイズのためのコンテンツ以外に「有益なコンテンツ」も用意してください。SNSのフォロワーが「すっごく参考になった!」と思ってくれるようなコンテンツです。

売り込みばっかりやってると嫌がられますが、普段からしっかり価値提供してると、ここぞというタイミングでの売り込みに興味を持ってもらえる可能性が出てきます。専門家としての実力を示すことができますし、ブランディングにもなるので、自分なりにベストな渾身のコンテンツを用意してください。

STEP

SNSからそれらに定期的にアクセス誘導

マネタイズポイントを用意して、有益なコンテンツも何本か用意したら、SNSから定期的にアクセス誘導していきましょう。普段の投稿とは別に、誘導のための投稿をするということです。

「定期的」の具体的な頻度は、人それぞれケース・バイ・ケースです。たとえば、有益なコンテンツが1本しかないのに、毎日毎日しつこく誘導してたら嫌がられますよね。ブロックされる恐れがあります。逆に、有益なコンテンツが100本あるのに、1ヶ月に1回しか誘導しないのはもったいないです。

しつこいのは逆効果ですが、かといって弱気になりすぎてもよくありません。フォロワーさんの役に立つコンテンツを用意したなら、アクセス誘導したほうがフォロワーさんのためです。


SNSでマネタイズしたいなら、この3ステップで取り組むことを強くおすすめします。ステップ1と2をすっ飛ばして、ステップ3だけやっても時間がムダになるので、しっかり準備してからSNSに取り組んでください。

SNSから外部にアクセス誘導するテクニック

SNSから外部メディアにアクセス誘導する基本は「URL欄にリンクを設置」しておくことです。どのSNSも、プロフィール情報の一部として外部リンクを設置できるようになってるので、まずはそれを使わせてもらいましょう。

そのうえで、外部に誘導するための投稿もしていきます。外部リンクを設置して、そのリンク先に興味を持ってもらえるような内容の投稿をするわけです。あなたの普段の投稿に有益性を感じてくれてるフォロワーなら、そのリンク先のコンテンツにも興味を持ってくれるはずです。

具体的には、次の5つの誘導テクニックを試してみてください。


誘導法

好奇心をかき立てて「続きはこちら」

これは「ツァイガルニク効果」という心理効果を活用したテクニックです。人は中途半端な状態のものに対して「続きを知りたい!」という気持ちが強く働く性質があります。よくテレビ番組で「続きはCMのあとで!」と引っ張る演出がありますよね。あれも、まさにこの効果を狙ったものです。

たとえば次のような書き方をすると、続きが気になってしかたなくなるはずです。

それは結婚して3年目の、ある蒸し暑い夏の夜のことでした。いつものように残業して帰宅したのですが、なぜか部屋が真っ暗だったんです。電気もつけずにどうしたんだろう。なんか変だなと思った次の瞬間、とんでもない衝撃的なことが起きてることに気づいたんです → 続きはこちら

誘導法

全体像を伝えて「詳細はこちら」

SNSでは文字数が限られているため、どうしても伝えられる情報に限界があります。そこでおすすめなのが、投稿の中で「全体像」や「結論のポイント」だけを伝え、詳しい背景や根拠、具体例などは外部メディアにまとめておくという方法です。

投稿自体に価値があれば、「もっと詳しく知りたい!」と思ってくれる人は必ず一定数います。そうした人に向けて自然にリンクを案内すれば、無理なく外部へ誘導することができるはずです。

たとえば、次のような書き方を試してみてください。

借金を完済したとき、僕がやったことは3つだけです。

① お金の流れを「見える化」する
② 毎月の支出を1つだけ削る
③ 副収入の仕組みをつくる

派手なことはしていませんが、この3つを地道に続けたら、2年で完済できました。各ステップで具体的にやったことや考え方のコツを、こちらにまとめたのでご覧ください → 詳細はこちら

誘導法

感想を伝えて「あなたにもおすすめです」

SNS投稿で、自分自身の体験や感想をシェアしながら、「あなたにもおすすめしたい」というメッセージを伝える方法です。人は信頼できる人や、身近な人の体験談に強く共感しやすいもの。「自分も同じ悩みがあるから、どうやって解決したのか気になる」「信頼しているあの人がいいと言っているなら試してみようかな」と思ってもらえます。

たとえば、あなたが使って効果を感じたサービスやノウハウを、誠実に伝えつつ、「あなたにもおすすめします」と伝えることで、自然な外部メディアへの誘導につながります。

人間関係のストレスが減ったのは、たぶんこの「考え方」を知ったから。昔は職場のちょっとしたひと言で、何日も引きずってたのが嘘みたいです。同じように「他人の言葉に振り回されやすい人」はぜひ読んでみてください。いろいろさらけ出してて恥ずかしい部分もあるのですが、僕が変われたきっかけが少しでも参考になればうれしいです → URL

誘導法

読むメリットを伝えて「読むと得します」

このテクニックは「読めばどんなメリットがあるのか?」を具体的に伝えて、読み手の行動意欲を高める方法です。人間は基本的に「自分にとって得かどうか?」が気になる生き物。読むことの「リターン」に納得できれば、自然と読みたくなるはずです。

正直、僕は「ガマンする節約」が苦手です。ガマンなんて続かないし、ストレスがたまって結局ムダ使いしてしまうからです。でも、この裏ワザなら、何も努力せずに月8千円くらいは余裕で浮かせます。

・家計簿つけなくてOK
・食費を減らさなくてOK
・自動でお金が残る仕組み

ズボラな僕でも続いてる節約術、気になる人はどうぞ → URL

誘導法

読まないデメリットを伝えて「読まないと損です」

このテクニックは「読まないと損をする(あるいは痛い目を見る)」という視点から興味を引く方法です。人は「得をすること」よりも「損をすること」に敏感に反応する傾向があります。その心理を利用して、自然にリンク誘導をうながします。

ただし、あまりに煽りすぎると信頼を損なう恐れもあるため、なるべくナチュラルなトーンで「気づかない落とし穴を教えてあげる」ような親切なスタンスが大切です。

節約してるのにお金が貯まらない。それは、もしかすると「無意識の出費」が原因かもしれません。僕も以前、まったく自覚がないまま、毎月数万円単位でムダなお金が消えてなくなっていました。ほんとに後悔しています。

・気づきにくい固定費
・毎月なんとなく使ってる出費

知らないままだと、積もり積もって数十万円単位で損してしまう恐れがあります。自分は大丈夫、と思ってる人ほどハマりがちな落とし穴です。ぜひ、このタイミングで一度チェックしてみてください → URL


SNSからブログなどの外部メディアに誘導するとき、インフルエンサーでもないかぎり、ただリンクを貼るだけでは思ったように誘導できません。今回ご紹介した5つのテクニックを頭に入れたうえで「丁寧な誘導」を心がけるようにしてください。

大切なのは「自分の都合で動かそうとする」のではなく、相手にとって役に立つ情報だからこそ読んでもらいたいという思いやりです。この姿勢が信頼感につながり、ビジネスへとつながっていきます。

SNSから外部にアクセス誘導する場合の注意点

SNSでマネタイズするには、外部メディアへのアクセス誘導が欠かせません。ですが一方で、やり方を間違えると、思わぬペナルティを受けるリスクもあるので注意してください。

そもそも、SNSのビジネスモデルは基本的に「アクティブユーザーを増やして、広告収益を増やすこと」です。できるだけ多くの人に、できるだけ長く滞在してもらうことが、彼らのミッションになるわけです。ユーザーを外部へ流出させる行為は、SNS運用側から見ると迷惑行為になるということを理解してください。

ということで、このセクションでは、SNSから外部にアクセス誘導する場合の注意点について解説します。これらの注意点を意識しながら、なるべく安全に、信頼を損なわずに外部誘導を行うようにしましょう。


注意点

インプレッションの低下

外部リンク付きの投稿は、アルゴリズムの操作によって、インプレッション(表示回数)が下がりやすくなる傾向があります。SNS側としては、ユーザーがプラットフォーム内にとどまってくれたほうが広告収益につながるため、外部誘導の投稿はあまり積極的に表示したくないからです。

そのため、外部リンクを毎回貼って投稿してると、アカウント全体の露出度が極端に落ちる恐れがあります。対策としては、次のようなポイントを意識してみてください。

対策説明
外部リンク付き投稿の頻度を減らす毎回リンクを貼るのはNG。有益な投稿を積み重ねつつ、適度に外部誘導すると、アカウント評価を維持しやすくなります
コメントやリプ欄にリンクを貼る本文には書かず「詳細はリプ欄に貼っておきますね」などで逃げる方法も有効です
画像やストーリー形式で「興味」を高めてから誘導するいきなりリンクを貼るより、興味を引いた後に「続きはこちら」と誘導したほうが自然で反応率も高くなります
注意点

アカウント凍結

外部リンクを頻繁に貼ってると、最悪の場合、アカウントが凍結される(またはシャドウバンされる)リスクがあります。特に以下のようなケースは、SNSプラットフォーム側に「スパム的な動き」と判断されやすいため注意が必要です。

・広告感、アフィリエイト感が強い
・同じリンクを短時間で何度も投稿
・フォロワーの反応が極端に悪い(ブロック・通報・スパム報告)

これらの条件が重なると、アルゴリズム的に「怪しいアカウント」と見なされ、最悪の場合は凍結・一時停止・表示制限(シャドウバン)の対象になることもあります。

対策説明
露骨な宣伝文句を避ける「今すぐ稼げる!」「絶対成功する!」のような煽り系表現は特に危険です
外部リンクを「短縮URL」で隠さない一部の短縮URL(bit.lyなど)はスパム判定されやすい傾向があります。そのままのURLのほうが無難です
誘導投稿のバランスを保つすべての投稿で外部誘導ではなく、たとえば7~8割は通常投稿にするなど、バランスに配慮することをおすすめします
プロフィールや固定ポストで導線を整える無理に投稿で毎回誘導しなくても、プロフィールのURL欄や固定ポストだけで十分な場合もあります
注意点

ブランディング的な信頼低下

外部リンクを貼って収益につなげること自体は、まったく悪いことではありません。ですが、それがあまりに露骨だったり、自分の利益ばかりを優先しているように見えると、フォロワーからの信頼を失う原因になってしまいます。

たとえば、こんな投稿が続くと要注意です!

・投稿のたびにリンクがついている
・読者のメリットより、自分の宣伝が目立つ
・興味を引くだけ引いて「答えはリンク先で」ばかり

SNSは「共感・信頼・役立ち」が土台にあるメディアです。だからこそ、読者の期待を裏切るような誘導や、釣りっぽい投稿ばかり繰り返すと、ビジネスにおいていちばん大切な信頼を失ってしまいます。信頼を失ってまで、無理に誘導すべきではありません。

対策説明
まず投稿自体に価値を持たせる読んだだけで「なるほど!」と思える投稿なら、リンクの信頼性も高まります
読者目線での「理由づけ」を添える「ここでは書ききれないので、くわしくは…」のように、あくまで補足として誘導すると自然です
「読み手のため」のスタンスを忘れない「気になる方はどうぞ」「少しでも参考になればうれしいです」といった柔らかい言葉が信頼感につながります
売り込み感のない誘導文を使うたとえば「詳細はこちら」よりも「気になった方は、こちらも読んでみてください」など、読者にゆだねる表現も効果的

ビジネスでSNSを活用するなら、外部へのアクセス誘導は避けて通れません。ですが、だからといって乱暴にリンクを貼るだけでは、思うように成果が出ないばかりか、SNSの評価やフォロワーからの信頼まで下げてしまう恐れもあります。

大切なのは、相手にとって意味のある導線を、丁寧に設計していくこと。信頼関係を育みながら、安全に・誠実に外部誘導していくことで、長期的な成果へとつながっていくはずです。


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