ネット副業初心者必見!売れる「PDFコンテンツ」を作る5ステップ

オンラインビジネスをやるなら「PDFコンテンツ」を作るスキルは必須です。PDFコンテンツは、有料の「商品」として販売したり、リスト収集のための「プレゼント」として無料配布したり、あるいは有料商品の魅力を高める「特典」として活用する場合もあります。自分でサクサク作れるようになっておきましょう。
この記事では、PDFコンテンツを作るときの注意点や手順など解説します。どんどん量産してストックを増やしていけば、いろんな場面で役立つはずです。
PDFコンテンツを作る一般的な方法
PDFコンテンツは、パソコンに最初から入ってる文章作成ソフトで作れます。Windowsなら「Word」、Macなら「Pages」です。文章を書いて、PDF形式で書き出すだけなので難しくありません。必要に応じて表紙を用意したり、目次を設定したりすると、商品価値がグッと高まります。
整理すると次のようになります。
項目 | 説明 | |
---|---|---|
PDF作成ツール | パソコンに標準で入ってる文章作成ソフト ・Windows「Word」 ・Mac「Pages」 | |
作成手順 | ①文章を書く(→ 次のセクションで解説) ②目次を設定する(目次機能を使用) ③表紙を用意する(図形機能で作成/画像を別途用意) ④PDF形式で書き出す(書き出す機能を使用) | |
表紙の作り方 | ・文章作成ソフトの図形作成機能で作る ・画像作成ソフトで作る(Canva等) ・デザインの専門家に外注して作ってもらう |
作ること自体は難しくないので、練習で一回作ってみてください。中身は何でもかまいません。テキトウな文章を書いて、上記①〜④の作業手順を経験してみるわけです。話を聞いただけでは難しそうに思うかもしれませんが、実際にやってみれば意外と簡単に感じるはずです。
有益なPDFコンテンツを作る手順
PDFファイルを作ること自体は簡単ですが、問題は「中身をどうするか?」ということ。有料で販売するなら、金額に見合う価値のコンテンツを用意しないといけませんし、無料で配布するにしても、きちんとした内容のコンテンツでなければブランディング的にマイナスになってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、次の5つのステップで文章を書くこと。いきなり書き始めるのではなく、しっかり準備してから書き始めることで、コンテンツの「有益性」を高めることができます。
ターゲットの「悩み」と「理想」を言語化
コンテンツが有益かどうかは、そのコンテンツを受け取った相手が決めます。作った本人が有益だと思っていても、受け取った相手が有益だと感じなければ意味がないということです。まず、ここを大前提として理解してください。
そのうえで、相手にとっての「有益性」とは何かというと、一般的には「マイナスからプラスへの変化」を提供することだと思っていいです。
・マイナス:読み手が現時点で抱えている悩み
・プラス:読み手にとっての理想の未来
・マイナスからプラスへの変化 → 読み手にとっての有益性
つまり、文章を書き始める前に、ターゲットの「悩み」と「理想」についてよく考えておく必要があるということ。そして、その悩みを解決し、理想の未来を提供できるようなコンテンツを提供してあげれば、受け取った相手は「めちゃくちゃ有益だ!」と感じてくれるわけです。
自分が同じ悩みを解決したときの手順を書き出す
ターゲットにとっての「悩み」が明確になったら、自分自身がその悩みを解決したときのプロセスを思い出してみましょう。あなたの過去のケースでは、何が根本的な問題でしたか? 何をどのような手順で実践して、問題が解決していったでしょうか?
・何に悩んでたか?
・根本原因は何だったか?
・どのように対処したか?
・どういう順番で対処したか?
・問題が解決したきっかけは何だったか?
・何が一番効果的だったか?
・逆に、効果がなかったことは何か?
…などなど
あなた自身の経験なので、あなたが自分で思い出す必要があります。この時点では、情報が整理されてなくていいので、思い出したことを片っ端から書き出してみてください。細かいことまで具体的に書き出すことが大切です。ここで書き出したことが、コンテンツのネタとして役立ちます。
手順を3〜7ステップに整理
ネタが集まったら、情報を整理して「ノウハウ」として体系化していきましょう。つまり、そのPDFコンテンツを受け取った相手が、問題解決のプロセスを再現できるようにしてあげるわけです。
具体的には「手順」を3〜7ステップくらいに整理するといいです。ステップ1で何をやるか、ステップ2で何をやるか、ステップ・バイ・ステップで段階的に手順を教えてあげるわけです。あなたが問題解決したプロセスを、相手が真似できるように具体的な手順を考えましょう。
目次を考える
ノウハウの概要が決まったら、次はPDFの「目次」を考えてください。一般的には、メインコンテンツを「3段階」の構成にするのがおすすめです。
①はじめに
②問題解決に必要な基礎知識
③問題を解決する具体的な手順
④必要に応じて補足説明
⑤おわりに
つまり、まず最初に「全体像」を説明して、そこから具体的な話に落とし込んでいく流れです。こういう構成であれば、スムーズに理解しやすいですし、手順通りに実践しやすくなります。しっかり問題解決できるはずです。
目次に沿ってなるべくシンプルに書く
ということで、ここまでの準備が整ったら、ようやく執筆作業に入っていきます。ここでのポイントは「ちょうどいいボリューム感」を意識することです。
あまりにもボリュームが多いと、最後まで読みきれないかもしれません。一方で、あまりにもペラペラな内容だと、最後まで読んだとしても、不明点が残って実践できないかもしれません。再現性がありつつ、なるべくボリュームを減らすのが、コンテンツ制作者としての腕の見せ所といえます。
5つのステップで解説しましたが、1〜4の「準備」のステップをしっかりやれば、だれでも有益なPDFコンテンツを作れます。丁寧に作業して、あなたの「デビュー作」をまず1本作ってみてください。完璧主義になると挫折するので、まずはA4サイズ10ページくらいの小さめのものから挑戦することをおすすめします。
「有料PDF」と「無料PDF」をセットで設計する
PDFコンテンツは「有料」で販売することもできますし、「無料」で配布することもできます。そこで悩むのが、どんなコンテンツが有料で、どんなコンテンツが無料なのか、そこの区別のしかたです。これについては、次のように考えるといいでしょう。
「無料」→「有料」の2段階構成が勝ちパターン
せっかく作ったPDFコンテンツを「無料」で配布するのはなぜでしょう? その答えは、あなたにとっての本命となる「有料」の商品やサービスに興味を持ってもらうためです。
たとえば、あなたの本命商品が「エリオット波動マスター講座(3万円)」だとしましょう。これをいきなり売ろうと思っても、そもそも「エリオット波動」が何かわからない人には、興味すら持ってもらえません。当然ですが、3万円も払って買おうとは思わないはずです。
そこでまず、PDFコンテンツ「FXで10万円の資金を123万円に増やした方法」を用意して、株やFXなどの投資に興味がある人に無料で配布します。そのPDFコンテンツのなかで、このような劇的な利益率を叩き出した秘密が「エリオット波動」の相場理論だと伝えるわけです。
すると、あなたの本命商品「エリオット波動マスター講座(3万円)」に対する興味がぜんぜん違ってきます。そんなスゴイ相場理論があるなら、ぜひ知りたいと前のめりになってくれるはずです。まず無料PDFで「教育」するからこそ、有料PDFを買ってもらえる可能性が出てくるということになります。
無料PDFと有料PDFの違い
「無料PDF」と「有料PDF」の違いを整理すると次のようになります。
項目 | 無料PDF | 有料PDF | ||
---|---|---|---|---|
目的 | 有料の商品やサービスに興味をもたせること。基礎知識や成功事例を伝える | 読者に変化をもたらすこと。プラスの変化を提供し、悩みを解決してもらう | ||
戦略 | 興味を引いて接点を作る。好奇心を刺激できるかどうかがすべて。タイトル(キャッチコピー)で興味をそそり、とにかく手に取ってもらう | 専門家としての知識・スキル・経験を伝え、他と違う独自性も伝えて、価格以上の価値を感じてもらう | ||
内容 | タイトルに対して「なるほどね!」と思ってもらえるような中身にする。なるほどと思ってもらえれば何でもOK。有料の商品やサービスに興味を持ってもらえるような仕掛けを盛り込むこと | わかりやすさ&再現性がポイント。最後まで読み切れるボリュームで、かつ実践できるようにしてあげる。初心者向けなら実践方法がメイン。中級者向けには理屈も充実させる |
「無料PDF」と「有料PDF」を最初からセットで考えて、効果的な販売戦略を考えてみてください。そのためにも、まずはPDFコンテンツの作り方を練習すること。いきなりレベルの高いコンテンツは作れないので、まずは練習用に無料配布用のPDFをいろいろ作ってコツをつかみましょう。
コンテンツ作成のスキルは、まさに「一生モノ」のスキルです。安定的かつ大きな収益を生み出してくれる可能性も高いので、あなたもさっそく作り始めてください。
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