ネット副業初心者必見!オンラインビジネスで役立つ「ツール」一覧

オンラインビジネスのいいところは、便利なツールが豊富に存在するところです。一見不可能に思えるようなことも、ツールを使えば簡単にできたりします。しかも、そうしたツールが無料あるいは格安で利用できるのもいいところ。経費がほとんどかからないため、普通では考えられないような圧倒的な利益率が可能になるわけです。

ということで、この記事では、私自身が毎日使ってるツールを中心に、ネット副業初心者にもおすすめのツール類をご紹介していきます。どれも基本的なものですが、使いこなせば大きな成果につながります。使いこなすには慣れも必要なので、あなたもぜひ実際に使ってみてください。

目次

無料にこだわるのは危険!必要なら有料ツールも使うべき

ツールに関して最初にお話ししておきたいのが「無料にこだわっちゃダメ」だということ。必要なツールには、きちんと課金するようにしてください。ツールによって「スピード」や「クオリティ」が上がれば、結果的に成果を出せる可能性が高まるからです。

もちろん、無駄使いしろといってるのではありません。必要かどうかを冷静に判断して、必要だと思えばちゅうちょなく課金するのが「ビジネス的な思考パターン」だという意味です。

たとえば…

課金が「必要」なケースと「必要ない」ケース

あなたが動画編集をしたいと考えてるとしましょう。プロ向けの動画編集ツールを使えば、ド派手なエフェクトとか、さまざまな機能がついていて便利なのは間違いありません。ですが、プロ向けの動画編集ツールは費用がかなり高いですし、そもそも、私たちが作りたい動画教材には、そこまでの機能は必要なかったりします。

「動画編集するなら、パソコンに最初から入ってる無料のiMovieで十分」

これが私の結論です。無料のツールでまったく問題ないですし、有料の高性能ツールを導入するのはただの無駄使いだと思います。動画編集のプロでないかぎり、こうした費用はかけるべきではありません。

一方で、作った動画を「販売」するには、動画を共有するための有料サービス「vimeo」が必要になります。YouTubeは商用利用ができないため、商用利用可能な動画共有サービスを利用せざるをえないわけです。

つまり…

「動画を販売するなら、有料のvimeoが必要」

これが私の結論です。決して安くはないですが、ここの投資をケチっていては、そもそもビジネスをスタートできないわけです。こうした費用は、必要経費と腹をくくって、予算に組み込むようにしてください。

初期投資して回収するのがビジネス的な思考パターン

もしもあなたがパン屋さんを開業しようと思ったら、店舗となる不動産を借りる必要があります。パン屋さんとして違和感がないような内装にリフォームする必要もありますし、パンを焼く設備を購入する必要もあります。材料を仕入れたり、アルバイトを雇ったりする必要もあるかもしれません。

そこには莫大な初期投資が必要になりますが、パンをコツコツ販売することで、投資した費用を少しずつ回収していきます。どこかのタイミングで収支がプラスになって、そこから先はしっかり利益が出始めます。

パン屋さんでも、オンラインビジネスでも、ビジネスとはこういうものですよね。設備投資をしっかりして、お客さんにしっかり価値提供できる環境を整えて、それがあるからこそ収益化できるわけです。

たとえば、月1,000円のツールで1万円稼げるなら、ビジネスとして大成功です。むしろ、利益率9割はすさまじいですよね。こうした思考パターンが、ビジネスを軌道に乗せるうえで、そしてビジネスを長く続けていくうえで、とても大切なことになります。ぜひ、ビジネスマインドを持つようにしてください。

用途別!便利なツール一覧

ここでは無料で利用できるものを中心に、オンラインビジネスで役立つツールやウェブアプリをご紹介します。パソコンに標準で入ってるツールだけでもいろいろなことができるので、まずはそうした身近なツール類を使いこなせるように練習してみてください。


分類

画像加工

オンラインビジネスをやるなら、最低限の画像加工スキルは身につけておきましょう。というのも、画像を使う頻度が必然的に多いので、いちいち外注してると時間がかかるし、コストも膨らんでしまうからです。簡単な画像は、自分でパパッと作れるように練習しておくことをおすすめします。

ツールコメント
Canva大人気の画像加工ツール。無料だと基本的な機能のみ使える。有料だと、カッコいいテンプレートや、便利な拡張機能がいろいろ使えるようになる
プレゼンソフトパソコンに標準で入ってるプレゼンソフトが、画像加工の用途で使える。広告のバナー画像も、ブログのアイキャッチ画像も、Kindle本の表紙なども十分なクオリティのものが作成可能
・PowerPoint(Windows)
・Keynote(Mac)
Gimp無料で使える高性能な画像加工ツール。海外のオープンソースツールなので、日本人には使いにくいが、これを使わないとできないことも多い(※個人的には複雑な形状の切り抜きや部分的な色の変更などで使用することが多い)
切り抜きAC人物写真をキレイに切り抜いてくれるウェブツール。切り抜きはKeynoteやGimpなどでもできるが、人物写真に限れば、このツールが一番キレイに切り抜ける(ように思う)
分類

コンテンツ作成

コンテンツ作成の基本は、パソコンに標準で入ってる文章作成ソフトです。文章を書いて、PDF形式で書き出せば、それだけで販売できる状態になります。動画コンテンツも、パソコンに標準で入ってる動画編集ソフトで十分なレベルのものが作れます。慣れも必要なので、一回練習してみてください。

ツールコメント
文章作成ソフトパソコンに標準で入ってる文章作成ソフトがあれば、テキスト形式のPDFコンテンツは問題なく作れる。文章を書いて、PDF形式で書き出すだけでOK
・Word(Windows)
・Pages(Mac)
プレゼンソフト動画コンテンツで使うスライド形式の資料は、パソコンに標準で入ってるプレゼンソフトで作成可能。JPGなどの画像ファイルで書き出せば、動画編集ソフトで編集することができる
・PowerPoint(Windows)
・Keynote(Mac)
ボイスメモアプリ初心者はスマホに標準で入ってるボイスメモ(音声録音)アプリでOK。中級者以上は、高性能なマイク(コンデンサーマイク)を用意してパソコンにつなぎ、パソコンのボイスメモツールで音声収録するのがおすすめ
動画編集ソフト動画教材を作る用途なら、基本的な機能だけあればOK。パソコンに標準で入ってる動画編集ソフトで問題ない。逆にいうと、派手なエフェクトなど、機能をあれこれ使いすぎるのは、視聴者の集中力が削がれて好ましくない
・Clipchamp(Windows)
・iMovie(Mac)
vimeo (有料)動画を他の人と共有するためのサービス。YouTubeは商用利用不可なので、動画コンテンツを販売するなら「vimeo」が必須。ビジネスとして取り組むなら必要経費といえる
各種生成AIChatGPTなどの生成AIも、オンラインビジネスに欠かせない存在になりつつある。生成AIに丸投げする発想ではうまくいかないが、自分に不足してる部分を補うような使い方をすれば、品質向上や作業の効率化につながる可能性がある
分類

コンテンツ配布

PDFなどのコンテンツを作ったら、それを「自動」で配布できるようにしましょう。そのために役立つのが、ファイル共有機能のあるストレージサービス(サーバーにデータを保管できるサービス)です。PDFなどをいちいちメールに添付しなくても、URLを伝えるだけで配布できます。

ツールコメント
GoogleドライブPDFや音声ファイルを配布するなら「Googleドライブ」がおすすめ。というのも、世の中の大半の人がGoogleのアカウントを持ってるので、スムーズに提供しやすいから
DropboxGoogleドライブが一般的になる前からあるファイル共有サービス。お客さんの環境によっては受け取りにくいケースがあるので、個人的にはあまり使ってない
firestorage大容量ファイルを期間限定で配布する場合などに便利
分類

リストマーケティング

オンラインビジネスで収益を安定化させるには、新規の見込み客を集めるだけでなく、すでに自分のことを知ってくれてる人たちとコミュニケーションを取り続けることが大切です。そのために必要なのが「リスト」と呼ばれるもので、具体的には以下のツールを活用していきます。

ツールコメント
LINE公式アカウント日本人の9割が使ってるといわれる「LINE」をビジネス活用できるサービス。メルマガと比較してメッセージが届きやすいのが最大の特徴。無料で使い始めることができ、アカウントを複数作れるのも魅力。ただし、稼ぐ系ジャンルなどは垢バンが多く、長期的な用途としては使いにくい
メルマガ配信スタンド(有料)メールマガジンは、オンラインビジネスで昔から使われてる王道的なメディア。LINEが主流の現代でも、コミュニケーション&セールスツールとして相変わらず効果的。垢バンのリスクがないので、長期的にビジネスを安定させたいなら導入必須
MyASP:通常はこれがおすすめ
アスメル:複数のドメインを使い分けたいならこれ
分類

データ管理

オンラインビジネスのいいところは、データ収集が比較的容易で、PDCAサイクルを回しやすいところです。実際のデータをもとに改善プランを立てて、それを実践し、改善効果を確認するという、この繰り返しを丁寧にやっていけば成功は必然といえます。

ツールコメント
表計算ソフトパソコンに標準で入ってる表計算ソフトは、オンラインビジネスでは必須のツール。データ管理に利用したり、資料を整理したり、やや複雑な分析にも使えて便利。表計算ソフトは世の中の技術レベルを飛躍的に発展させた「発明品」であり、使わないのはもったいない
・Excel(Windows)
・Numbers(Mac)
Googleアナリティクスウェブサイトやブログのアクセス状況を把握するためのツール。流入数の多いページを把握できたり、過去からの推移も確認できるので、サイトの改善に役立つ
Googleサーチコンソールウェブサイトやブログが、どのようなキーワードでネット上に表示されてるかを確認できるツール。テコ入れすべきキーワードを把握できるため、サイトの改善に役立つ
各SNSのアナリティクスツールそれぞれのSNSに標準でついてるデータ分析ツールも定期的に確認すべき。継続的に観察していくことで、自分のアカウントの改善ポイントがいろいろ見えてくる
各プラットフォームのアナリティクスツールココナラなどのプラットフォームにも、アクセス状況を確認できるツールが標準でついてることが多い。継続的に観察することで、テコ入れすべきポイントの発見に役立つ

オンラインビジネスに役立つツールは他にもたくさんありますが、まずは上記でご紹介したような基本的なものから実際に使ってみてください。作業効率が劇的に上がったり、自分ではできなかったことが簡単にできるようになったりするはずです。

とはいえ、いちばん大切なのは「ツールをどう使うか?」という思考の部分です。ツールオタクになっても意味はないので注意してください。ツールを便利に使いこなしつつ、あなた自身のアイデアを実現していきましょう。

初心者におすすめの練習プラン

ネット副業にこれから挑戦する初心者さん向けに、おすすめの練習プランを考えてみました。順番にやれば、オンラインビジネスで最低限必要なスキルが身につきます。練習なので失敗してもOK。ぜひ気軽に挑戦してみて、ツールの具体的な使い方をマスターしてください。


STEP

PDFを作ってみる

まずはPDFのコンテンツを何か作ってみましょう。パソコンに標準で入ってる文章作成ソフトを使って、文章を書いてみてください。何を書けばいいかわからない場合は、たとえば「人間関係で大切だと思うこと10選」みたいなテーマはどうでしょう。これまでの経験を振り返って、体験談を踏まえながら書けば、あなただけの面白いコンテンツになるはずです。

STEP

表紙や図解を作ってみる

文章を書いたら、その文章に合わせた「表紙」や「図解」を作ってみてください。これも、パソコンに標準で入ってるプレゼンソフトで作れます。Canvaを使ってもいいですね。A4サイズの表紙を作るなら「横210mm × 縦297mm」で、ピクセル換算すると「横2,894px × 縦4,093px」になります。JPG形式で書き出して、文章ファイルの1ページ目に貼り付けてください。

STEP

Googleドキュメントで共有設定

コンテンツが完成したら、それをPDF形式で書き出してください。そして、Googleドライブにアップロードしましょう。共有設定で「リンクを知ってる全員」が見れるように設定したら、そのURLをメモしてください。

STEP

LINE公式アカウントで自動配布設定

次は、LINE公式アカウントの設定をしていきましょう。友だち登録の直後に配信される「あいさつメッセージ」に「友だち登録ありがとうございます。プレゼントはこちらです」といった文章を書いて、URLをコピペで貼り付けてください。

STEP

SNS等で無料プレゼント案内

あとは、あなたが普段お使いのSNSやブログなどで、LINEのお友だち登録のリンクを、所定のURL欄などに設定してください。「プレゼントを差し上げます」といった投稿をしてLINE登録のお誘いをすれば、プレゼントに興味を持った人が「LINE登録」→「プレゼント受け取り」という手順で、あなたのコンテンツを読んでくれるはずです。


言葉で説明されると難しく感じると思いますが、実際にやってみると、それほど難しいことでもありません。ようするに「慣れ」の問題ですね。

ちょうどいい機会だと思いますし、このタイミングで実際に挑戦してみてください。ツールを実際に使ってみて、細かい操作方法などを一回「練習」することが大切です。一回使った経験があれば、ビジネスの「本番」で使いたいときに、思い通りにフル活用できるはずです。


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